【マーガレットの感想】2022/09/05号
こんにちは。小娘です。
色々と語りたいところですが、まずは手始めに今月号のマーガレットについて感想を書いていきたいと思います。
表紙は藍川さき先生ですね〜。秋っぽいデザインですね。
私は、そこまで藍川さきさんの作品は読んだことがないのですが、代表作くらいは知ってます。
私が知ってるのは、「ケダモノ彼氏」「黒婚ーブラマリー」あれあとなんだっけ。なんかブラマリ的な名前(省略できるやつ)でもう一作品あった気がするんですが。なんだっけな。
まあ個人的には、藍川さき先生の絵は、乙女ゲーに出てきそうな絵柄で、好きな人は好きだと思います。昔っからこの絵柄の印象ですね。
藍川さき先生の男子キャラって、主にオラオラなことが多くて、藍川先生自身がそういうのがお好きなのかなぁと思ったり思わなかったり。少女漫画に出てくる男子って無意識に自分の好みの男子描いちゃったりしますもんね。
●全ての作品を読んだのですが、正直、面白いって思うものがないんですよね。うん。
なんか目の描き方とか、みんな同じじゃないですか??
目尻がクイっとなってて、(女子の)目が大体縦長で。流行ってんのかな?
絵は、どの作家さんもめっちゃ綺麗で超繊細だと思うのですが、何より話が面白くない。ほんとうに。
うーん。
なんだろう、言葉で説明する作品が多すぎじゃね?って思いました。
これは、最近の少女漫画にありがちだと思うのですが。
自分が今どう思ってるとか、男子が素直になれなかった理由とか、全部キャラが言葉に出して説明してくれるんですよご丁寧に。
例えば、
「私、いままで〜〜って思ってた。だけど違ったんだね。本当は、@@だったんだね」
的な。これやったら小説でええやんって思うんですが。
なんだろう。もっと自由で良いっていうか、解釈を読者に委ねて良いと思うんですよ。
『この時のセリフってこういう意味だったのかな?』とかね。
ヒロインがもやもやする気持ちまでご丁寧に文字で説明してくれるので想像する余地もないです。
「このセリフってこういう意味だよ」
「今、このキャラはこう思ってるよ」
っていうのを、ぜーんぶ文字で説明するんで、
作家さんによる解釈の強要が行われてる、と思ってしまいます。
本来、作品ってもっと自由でよかったと思うんですけどねー。
全部文字で説明するんなら論文でええやんって思ってしまいます。
「作者はこういうことを言いたい」っていうのが前面に出過ぎていて非常に面白くない。
っていうのが正直な感想です。はい。
考えさせられる漫画が無い。
読み手に想像させてくれる作品が無い。
人間の奥底に響くような作品が無い。
ですね。正直。
あと、出てくるヒロインの性格がみんな明るいので、大体同じような展開になりますね。ギャグっぽくなりがちだし。
そんなに感情表現豊かなの?っていうくらい。
日本人って意外と無表情で生きてると思うんですが、漫画だと牧野つくし的な人が多いみたいでみんな同じような作品に見えてしまいますね。
【里中実華先生あるある】(いきなり)
・ヒーローが無表情な男子になりがち
・デフォルメ絵がおもろい
・事故チューしがち
・ヒロインがドジっ子
個人的に里中実華先生は好きです。
基本的に話が明るいですよね。王道っぽい王道を描きたいんだろうなーと。
あと、ギャグ絵(?)がほんとうに良い。顔で笑える。
里中実華先生のアナログのカラー絵めちゃめちゃ好きだったんで、デジタルになって寂しいです。。。ぴえん。
また書きます。
それでは、また。