少女漫画を語る小娘

どこにでもいるその辺の小娘が少女漫画を熱く語ります。

【毎話毎話キュンキュンさせればいいってわけじゃない】

こんにちはー小娘です。

 

今日も勝手に語っていきますよ。

今回は、『毎話毎話キュンキュンさせればいいってわけじゃない』です。

最近のコミックスなり、月刊誌なりを読んでいて思うのですよ。

この現象って多分原因があって、主に電子書籍派をターゲットにしているからだと想うんですよね。

 

電子派の「とにかく早く先の話を読みたい」「手軽にキュンキュンしたい」っていう目の前にある欲求を解決するために制作側もそれに合わせているんだと思います。

 

それゆえに起こる現象が、『物語の内容の薄さ』及び、『メッセージ性のなさ』だと思います。

とにかく、キュンキュンさせるシーンを盛り込んでいるため、この物語を通して何を伝えたいのか全く伝わって来ないんですよね。もはやエロ本だと思います。エロい写真、エロいポージングをすれば、消費者が満足するのと同じで、その媒体からは『エロい』っていう情報だけが伝わって、それ以外は何も伝わってこないのですよ。

胸キュンシーンが含まれている少女漫画だからこそ、それを通して伝えることに意味があるのに、読者を飽きさせないために制作側がめちゃくちゃそれに合わせるのは違うでしょ、と思います。

それを推奨する編集側もどうなの?と、正直思いますが、まあ彼らも仕事なのでなんとも言えませんねぇ。。。

 

最近の作家さんも昔みたいな我が強い作家さんってなんとなくですが、少ない気がします。とにかく読者の反応をうかがう作家ばっかり。コミックスやSNSの一言を読んでいても、そう感じることが多いです。

『私はこれを描きたいんだっ!!』『私の作品がわかんないやつは読まなくていい!!』

みたいな、作家魂的なのがある人って少ないっていうか、いなくないですか…??()

 

目の前の読者層の意見は、ある程度無視することが、物語をよくするためには必要なのではないかな、と思います。

 

 

今日はここまで、

それでは、また🌼