少女漫画を語る小娘

どこにでもいるその辺の小娘が少女漫画を熱く語ります。

【ヒーローは『推し』じゃねぇ】

こんにちはー小娘でっす。

 

いきなりですが、最近の少女漫画(2022年現在)って『推し』と恋する話多くね??

っと思っている小娘です。

 

近年、『アイドル』『オタ活』などこれまでいわゆるもっさい野郎とかがハマってたであろうオタク文化がキラキラ女子にも蔓延るようになり、それが大きな影響を日本社会に及ぼしています。

いわゆるムーブメントですね。

 

嫌煙されがちだったオタクが多岐にわたって受け入れられ、実はそれが自体が経済を大きく動かすことになるのだと世間が気づいたようです。

 

『推し』という言葉ももはや若者が生きていく上で毎日飛び交う言葉になりました。

 

そこで、本題に入ります。

 

少女漫画のヒーローも推し化してるんじゃないか問題

 

なんか話に出てくるヒーローを推しと勘違いしてる少女漫画多くねぇか??と思います。

 

イケメンなヒーローがもぐもぐ食べてると

『かわいい!!リスみたい!!しぬ!!』

的な。

無愛想なヒーローが水道の蛇口ひねったら水がブシャーと出てきて、顔面にかかってびしょ濡れになると

『かわいい!!水かかってる!!てかエロ!!まじてぇてぇ』

みたいな。

 

ヒーローにときめく瞬間を推しのように表現している作品が多いと思うんですよね。

てか多すぎる。

可愛い系の男子を好きになる少女漫画やラブコメ要素が多い少女漫画は特にこのパターンが多いと思います。

正直、ヒーローの良さがヒロインのモノローグで台無しになっているように感じます。。

 

そんな浅はかな言葉で表現しないでほしい、っていうのと

ときめく時に表現するフレーズやシーンがパターン化されてしまってる、と思うんですよね。

 

そこが残念。

しかもそれがまあまあな層にはウケているという事実。

そりゃあ名作と呼ばれる名作は生まれませんわ。

 

まあ、『アイドルと恋する』みたいな話は全然あってもいいと思うんですよ。

ただ、パターン化されすぎじゃね??と思うのです。

みんな同じじゃん。

そのストーリーだからこそ葛藤する部分があったり、そのヒロインしかわからないヒーローの良さだったりがあると思うんですけど、なかなかそういう部分にフォーカスされずに、みんながときめきそうなところで、みんなと同じような感想を漫画の中に入れてしまう…という。

 

何がいいたいかというと、

ヒーローを『推し』という目で見るなよ、ということです。

ヒーローと『推し』は違います。

 

編集部も、「あなたの『推し』を大募集!」的なコーナーするんじゃねぇよ!

一緒じゃねぇから!!!